梅色夜話

◎わが国の古典や文化、歴史にひそむBLを腐女子目線で語ります◎(*同人・やおい・同性愛的表現有り!!)

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How-to 男色! その二 『男色十寸鏡』

 *管理人出張のため、タイマー投稿でお送りしています。二回目です*

 江戸時代の少年青年たちの恋の指南書。その内容をちょっとのぞいて見ませんか?
 というわけで、管理人の入手した江戸の「男色How-to本」の目次を翻刻してみました。


 二冊目は『男色十寸鏡』(「なんしょくますかがみ」と振り仮名あり)です。
 貞享四年(1687)刊。前半が兄分の心得、後半が若衆の心得を説いたものになっております。

 どんなことが書かれているかというと……

*『男色十寸鏡』目次*
◎巻上 兄分勧学之巻
 衆道得心第一儀。
 衆道は只実を根本の事。
 兄分風俗 並びにたしなみの事。
 若衆のために儀を思ふべし 並びに若恩の事。
 恋道の契誓紙にあり 腕股ひきやうの事。
 若道の初恋艶書かきやうの事。
 若衆への心いれ 並びに教訓第一の事。
 少年を初の恋とりいりやうの事。
 少年若道のしたて気をとをす事。
 小姓小草履とりしたての事。
 野郎に初会の意得 並びに唐物うりが事。

◎若衆勧学之巻
 若衆得心第一儀。
 身持たしなみの事。
 伊達風流心得の事。
 若衆心がけ有へき事。
 他所の若衆とつきあひ心得之事。
 余所へ行心得之事。
 主人に愛せらるる若衆心得之事。
 僧に愛せらるる若衆心得之事。
 心を花車第一の事。
 町人若衆心得の事。
 人に物を借(かる)遠慮之事。
 人に恋慕せられし時心得之事。
 早く兄分を定むべき事。
 何事も兄分にとふべき事。
 人に状つけられし時之事。
 手跡吉若衆心得之事。
 万食物心得之事。
 匂ひをとむる事。
 若衆床入之事。



 となっております。
 兄分編では、主に好きな子をオトす方法が書かれているようですね。一般の若衆相手だけでなく、小姓や草履取りの子(つまり主人のいる子)の攻略法や陰間買いのことまで教えてくれるとは、ニクいですね。
 若衆編は、たしなみのほかに、立場・状況に合わせた対処法を教えてくれるようです。個人的には「他所の若衆とつきあひ心得之事」というページがすごく気になります。必ずや翻刻して全貌を明らかにしたいと思います!!

 ちなみに中身はこんな感じ↓↓
 「若衆への心いれ 並びに教訓第一の事」の1ページ。


 ところどころに挿絵があり、楽しく読めるようになっています。本自体がそうとう古くてボロいのですが、なんとか読めそうです。がんばります!!
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  • 2010/04/24(土) 15:34:16 |
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唐物唐物(からもの)とは、中世から近世にかけて尊ばれた中国製品の雅称である。狭義には宋、元、明時代の美術作品を指す場合もある。なおこの場合の「唐」は広く中国のことを指し、唐時代に作られたという意味ではない。時として産地が不明な舶来品も、唐物とされる場合が

  • 2007/10/12(金) 07:53:50 |
  • 工芸について説明いろいろ
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